私のスタンスは、マイホームを買いたいと思っている人の背中を押してあげる、つまり購入を推奨しています。
賃貸VS購入という永遠のテーマがあるように、マイホームを購入するのがいいのか、賃貸がいいのかは人それぞれで答えが決まっているものではありません。
マンションデベロッパーやハウスメーカーの営業担当であれば、マイホーム購入が良いという立場で意見を述べるはずです。
なぜなら、売り手としては購入してもらわないと困る、購入してもらうことが仕事だから、それに沿った意見を表明するのは当たり前のことといえます。
でも、消費者としてはそういうことは何となくわかっているものの、売り手としての立ち位置を明確にせず、中立的な意見として購入をおすすめしているような意見を耳にすると、非常にモヤモヤします。
私は、「これこれこういう理由で、私はマイホーム購入をお勧めします」と立ち位置を明確にしています(いるつもりです)。
消費者(相談者)からみて、「この人は購入推奨派なのね」と先入観を持ってアドバイスを聞いてもらった方が、モヤモヤがなくスッキリすると思っています。
ただ単に立ち位置を明確にするだけでは説得力がありませんので、なぜそのように考えるのかを分かりやすく、筋の通った説明をすることで、購入に否定的な考えを持った方にでも参考になるはずです。
立ち位置を明確にする=共感してくれる人は相談にきてほしい
FP相談は顧客を説得したり、理屈で打ち負かすような仕事ではありません。
そのため、相性が合わない場合はお互いにとって不幸です。
「言っていることが正しいのは分かるけど、あなたの言う通り実行に移す気になれない。」と思われてしまっては、相談の意味はありません。
それを避けるためにも、FP自身のスタンスを明確にして、発信することが重要だと考えています。
気の合う友人との会話が弾むのと同じで、私のスタンスに共感してもらえるお客様との相談は会話が弾みます。
前もって私の想いや立ち位置を知ってもらうことで、お客様にとって良い相談だったと思ってもらう確率を上げているのです。
中古マンションがとにかく得意なので、なんでも相談にのります。大きな買い物だから失敗したくないという気持ちと、早く決断しなければ他の人にもっていかれてしまうという焦る気持ちがあることを理解しています。 もっと手早く調べて決断できたら、あの物件買えたのにな…という後悔をなくしたい。 だから、マイホームFP相談サービスを始めました。