サンドイッチ

コロナが流行してからカフェやシェアオフィスで仕事をしている人が激増したと思いませんか?

私もそんな一人で、普段はシェアオフィスで仕事をしています。

パソコン仕事や電話対応は共通ブースで行い、オンラインミーティングは個室のブースで行う、という感じです。

とはいえ、共通ブースでオンラインミーティングをしている方も多く、会話の内容が漏れ聞こえてしまうことも珍しくありません。

先日漏れ聞いてしまったミーティングの内容にちょっと違和感を感じました。


若い男性(経営者)が大きな声でオンラインミーティングをしていました。

画面の向こうにいるのは、同じ会社の役員(おそらく男性)です。

自分が「仕組みづくり」をするから、そっちは「作業」をまわす組織を作るようにしていこう、という内容だったと記憶しています。

「作業」にするためには「判断」する余地がないように、機械的にできるようにしなければダメ、と。

よくある話ではありますが、私は聞いていてあまり気分がいいものではありませんでした。

彼らが呼ぶ「作業」というのは機械に行わせるものではないはずです。

その先には、協力してくれる「人」がいるのに、人に対する想いが足りないのではないかと思ったのです。

私の仕事はFP相談のほか、行政書士として戸籍収集や銀行に対する残高証明書の発行依頼なども行っております。

それらの業務は、人によっては単なる作業ということもあります。

作業がどうのこうのではなく、他の人が一生懸命やっている仕事を「作業」と呼ぶことに強い違和感があります。

私自身、「作業をしています」と言ってしまうとその業務に対して身が入らないというか、責任が曖昧になるというか、とても雑な感じがするので、決して作業とは言いません。思いもしません。

言葉一つ、とても重みがあり、作業という言い方で仕事を進めていては、一時はよくても人が付いてくるとは思えないのです。

ここでの教訓は、「シェアオフィスで大きな声でオンラインミーティングをするとみんなに聞かれてしまうよ」ということです(笑)


冒頭と写真はシェアオフィスとは全く関係がなく、いつも利用しているシェアオフィス近くのサンドイッチ屋さんです。

建物・内装がレトロな雰囲気で雑誌に載ってたり、写真を撮っている人をよく目にします。

店内に入ったのは初めて。

テーブルで注文する方式からと思ったら、カウンターで注文する方式でビックリしちゃいました。

パンは焦げているのではなく、もともとこういうパンなんです。