中古マンションを購入するとき、上下階にどんな人が住んでいるのかとても気になります。
年配の夫婦なのか。
子育て世代の夫婦なのか。
単身者なのか。
また、マンション全体の年齢層も気になります。シニア世代ばかりで若い世代が住んでいない、代替わりしていないと今後の運営に不安を感じます。
だからといって管理会社、管理人に聞いても「個人情報だから」ということでおしえてくれません。
居住者の年齢層・世代を推測するために最もよいのが駐輪場を見て回ることです。
置いてある自転車をみるときのポイントがいくつかあります。
実際に使われている自転車の台数
明らかに使われていないと思われる自転車が、隅っこに放置されていることがあります。
管理が行き届いていないため放置されていると推測できます。
また、ファミリータイプのマンションであれば、総戸数×2-3台の自転車が置いてあるはずです。
極端に少ないようでしたら、シニア世代の割合が多いのかもしれません。
子供の自転車の台数
小さな子供用自転車の台数から、子育て世代がいるのかどうか推測できます。
小さな兄弟姉妹は隣同士にとめるますので、とまっている組数で、子供の世帯数を推測することもできそうです。
駐輪可能数に対する空き状況
昔の団地にありがちですが、とても大きな駐輪スペースがあって、明らかにスカスカな状態のことがあります。
まさにシニア世代がそのまま住んでいて、若い世代が極端に少ないと思われる状況です。
駐輪場から様々なものがみえてくる
駐輪場が荒れているマンションは見栄えが悪く、住環境に不安を感じます。
そういうことは管理会社も分かっているため、管理人さんが自転車を整理したり、入居者に注意喚起をしています。
駅に通勤したりこどもを保育園に送って行ったり、自転車は毎日出し入れするものなので、一度整理すればきれいになるものではありません。
そのため、マンションを見る際にはまず駐輪スペースを見ることをおすすめします。
サッと歩いて見るのではなく、ゆっくり・じっくり見て回ることです。
何件も見れ慣れてくると、マンションによってこんなにも違うのか、と開眼する日がきっと来ます。
ぜひ、駐輪スペースから色々なものを感じ取ってみてください。